• 公開日:2019/12/18(最終更新日:2020/02/13)

仕事を辞めたいと思った時に考えたい。転職していいのか、損してしまうのか。

仕事を辞めたいと感じたら転職してもいい?

あー仕事辞めたい。残業辛い。あいつ嫌い。

そんなことを言いながら、辞めるに至らない。でもずっとこのまま仕事を続けていくのも嫌だしなぁ。

「仕事をすぐに辞めるのは甘えだ!」

という声も聞こえてきそうですが、最近ではむしろ辞める決断を支持する風潮がある気がします。(私だけでしょうか?)

こうなった時現在の仕事を辞めていいのか、はたまた辞めたら損してしまうのか、悩みますよね。

悩みが膨らんで何をしていいかわからなくなってしまう前に、仕事を辞めたいと思ったときに一歩立ち止まって考えてみたいことがあります。

あの時違った決断をしていれば…と後悔しないためにも大事なことですよ!

仕事を辞めたいと思ったときに…

辞めたいと思っている理由は明確ですか?

「辞めたい」と感じた原因。あなたが感じている苦痛は何が引き起こすものなのでしょうか?

仕事が忙しいとわからなくなりがちです。頭の中で見てみぬふりをしているかもしれません。

なぜ今の仕事が辛く感じるのでしょうか。

漠然と今が辛いから仕事を辞めたいと考えていると、ただ毎日が辛くなってしまいます。

辞めると心に決めていれば割り切って辞めるまでの間のモチベーションを保つことができます。辞めないで今の職場で続けていきたいのであれば、やはり根本を解決しなければいけません。

今仕事を辞めたいと思っている理由は何でしょうか?

・上司と合わないから
・職場の雰囲気が嫌い
・職務が自分に向いていないと感じた

原因は置かれている状況、感じ方によって人それぞれです。まずは自分の中の「辞めたい気持ち」を突き止めてみましょう。

「辞めたい自分」が何を苦にしているのか考えてみる

なんとなく辛くて、なんとなく辞めたい。

人に言えない悩みは自分の感情にも蓋をします。だんだんと自分でもわからなくなっていってしまうのですね。誰にも言えずに悩みを増やしてしまう前に整理して考えることが大切です。

分からなくなってしまう前に整理しましょう。

おすすめの方法は紙に書き出してみることです。

チラシの裏でも何でもいいので辞めたい原因をペンで書きだしてみましょう。実際に可視化することで本当に自分が悩んでいることが何なのかわかりやすくなります。

スマホのメモでもいいのですが、文字を書くという作業がより頭をすっきりさせてくれるので紙に書く方法がおすすめですよ!

思いついた今辞めたい原因を書き出したら、次はその原因が自分の力で解決できそうか考えてみましょう。

解決できる問題であれば現在の職場を辞める必要はありません。

自分だけの力ではどうにもならないようなら職場の頼れる人に相談することで解決策が見えてくるかもしれませんよ。

考え方で仕事が楽しくなる?

仕事の中で自分の「プチ楽しみ」をつくる

職場の不満より現状で満足していることが多い場合、その問題さえ解決してしまえば楽しく仕事ができるはずです。

そんなときは考え方を変えて原因を楽しみにしてみましょう。

鬼上司を分析してみる

いつもガミガミと叱ってくる上司がいると、いつ怒られるのかとビクビクして仕事はとても楽しいものだとは言えない状況になってしまいます。

そんな上司を怒らない人間に変えるのは難しい事です。人の性格を変えることはできませんが、上司自体をあなたの仕事の楽しみに変えてしまいましょう。

一体どうやって嫌いな人を楽しみに変えるかというと、怒っている上司を分析してみるのです。

いつも怒っている人がどんなことに腹を立てているか。考えてみると意外と馬鹿馬鹿しいことだったりします。

そんなことで怒る!?という瞬間も出てくることでしょう。これに気づけると怒られる状況を回避する術が見えてきます。理不尽な怒り方をしているようであればあなたに対して怒っているのではないことにも気が付きます。

その時点で既にあなたは一枚上手に立っているのです。

上司や先輩に仕事を教えてもらえない新人の特徴と解決策

仕事の楽しみは見つけたもん勝ち

仕事の楽しみは見つけたもん勝ちです。

残業が多くて嫌な思いをしているのなら、残業を減らしていく仕組みを作ってみる。仕事が物足りなく感じるのなら、同僚の仕事も片付けてあげる。早く帰ってプライベートを充実させてみる。

みんな辛い思いをしている中で自分だけが楽しむことができたら、それだけで能力の差まで開いていきます。

解決できる原因は解決しましょう。もし解決できないようならそれ自体を楽しみに変える努力をしてみましょう。

辞めたいときに辞めるのも手段の一つ

もうどうにもならない。今の仕事に夢も希望も持てないような状況であるのなら、転職してしまうのも方法の一つです。

泥沼のような状況でいくらもがいたところで、いい方向には進みません。

手は尽くした。ダメなら辞めよう。

あなたが、自分のできることはやりきった。そう感じたのなら転職した方がいいでしょう。

置かれた場所で咲くことより、咲きやすい所を探したほうがいい場合もあるのです。

転職経験だってあなたの人生の糧になります。そう考えてみると、今の状況がもったいない。そう感じてきませんか?

→関連:退職代行は甘え?

意外といい環境で働いていたかも…という後悔をしないために

現在の条件はそれほど悪いものではないかもしれません

隣の芝生は青く見える。とはよく言ったもので、自分の労働環境よりも、友人の労働環境の方がいいのではないか。自分は損をしているのではないか。という疑問を持つことがよくあるかと思います。

辞める前に、職場の環境が嫌に思えるのは当たりまえのことです。現状の悪い面だけをみていると、転職した先の職場でも悪いところ探しをしてしまうかもしれません。

そうならないためにも現状の労働環境で自分が納得のいく、満足している点も探してみましょう。

兎に角給料が安いのが気になるというのなら、転職サイトで給料を条件に検索をかけてみると意外な発見があります。現在のスキルで収入アップを目指せるかもしれません。登録して求人を眺めるだけでも視野が広くなります。

 

仕事を辞めたいと思った時に考えたい。転職していいのか、損してしまうのか

  • 現状をしっかり把握する
  • 紙に書き出したり、相談してより明確に整理する
  • 楽しめることが見つかりそうならば、転職しない
  • どうにもならないなら、転職した方がいい

悩みをもっている時、そのことにとらわれて考えすぎてしまったり、行動に移せなくなってしまいます。考えすぎてネガティブになり、勝手に落ちこんでしまったり。そうなると悪い状況に置かれている気がしますが、案外絶望的なことはありません。

考えすぎてしまうのなら行動してみることも大切です。

気分が乗らないのであれば、誰かに相談してみましょう。きっと心も晴れて、モチベーションだって上がるはずです。