• 公開日:2019/08/13(最終更新日:2022/05/15)

仕事を教えてもらうのは当たり前?上司や先輩に仕事を教えてもらえない新人の特徴と解決策

仕事 教えてもらう 当たり前

社会人になってバリバリ仕事を覚えて働きたいと思っていても、以下の壁にどうしてもぶつかってしまいます。

  • 先輩が仕事を教えてくれない
  • わからないことを任される
  • 上司とそりが合わない

じつは、私自身(筆者)がそうでした。あまり大声では語りたくない「黒歴史」です。

入社してすぐに、上司や先輩のやり方が気に入らなかったり、言い方に腹を立てては反発したりしました。

彼らから見れば、とんでもない問題児が入ってきたわけです。

そのうえ、自分の主張が通らないからと、勝手に腐ってしまって仕事のやる気をなくす日々もしばしば。

しかし、私はそのまま腐り続けていたわけではなく、『ある気づき』によって新しい過ごし方で気持ちよく過ごせるようになりました。

そこで本記事では、私が得た気づきと合わせて、これからどのように考え・何をしたら良いのかを紹介します。

筆者の気持ち

私自身も反抗ばかりしているから、仕事を教えてもらえないわけではありませんでした。

優秀な人でも、鼻に付く感じがしてなんか嫌といって仕事を教えてもらえないことも普通にあります。

優秀だとか優秀ではないとかにかかわらず、仕事教えてもらえない人にはある共通事項があります。

なぜあなたの上司・先輩は教えてくれないの?

何もわからない 教えてもらえない

「よっしゃ!ばりばり働いて早く覚えて、一人前になって稼ぐぞ!」

と意気揚々と入社したにもかかわらず、いざ入ってみると先輩や上司から放置。

特に何を任されるわけでもなく、言われたことを淡々とこなすだけって意外にありませんか?

  • 「他の人たちは忙しそうに仕事しているのに、自分だけ誰にでもできるような仕事を任されている。」
  • 「入社して3か月たったけど、何一つ新しくできるようになったことなんてない。」
  • 「他の部署に入った同期は新しい仕事を任されているのに、何も変わらないで取り残されていってる・・・。」

やる気があるのにもかかわらず、それを踏みにじられる思いをしているわけですから、こんな経験が辛くないはずがありません。

こういった問題は、原因さえ分かってしまえば解決することができることがほとんどです。

仕事を教えてもらえない人の共通事項

仕事 教えてもらえない 共通

仕事を教えられない状況は、あなたに問題があるか、あなた以外に問題があるかのどちらか、または両方に原因がある場合もあります。

まずは、共通事項として以下の上司や先輩側の要因を知っておきましょう。

  1. 忙しくて教えられない
  2. 新人にどう教えたらいいのか分からない
  3. 新人世代と上司・先輩世代の意外なギャップ

忙しくて教えられない

上司や先輩が仕事を抱え込み、忙しすぎてあなたに何かを教える手間をかけていられないパターンです。

言ってしまえば「上司や先輩の単なる言い訳」でもあります。上司という立場であれば、部下に仕事を与える・教育するということは立派な仕事です。

これをないがしろにすることはあまり褒められるものではありませんが、どうしてもそういった状況に陥ってしまうことがあります。

例えば、ベンチャー企業では、個々の負担が増え続け、業務効率化によって少しでも多くのアウトプットが求められます。

そうすると、マニュアルを見ながら自ら行動を起こすしかできない状態になることも。

いつかあなたが仕事を教える側に立つことがあればきっとわかることですが、新人教育は手間と根気が必要になります。

本当は新人を育てることを何よりも最優先すべきですが、上司と言えども人間です。

先に終わらせたい仕事があったり、忙しい時に新人が何か聞いてきてイラっとすることもあります。

もし上司や先輩が忙しすぎてあなたに仕事を教えないようであれば、それは相手側の問題であって、あなたにその問題を解決する術はありません

すぐに文句を言いたくなるかもしれませんが、グッと堪えて次の自分の問題を確かめてみましょう。

新人にどう教えたらいいのか分からない

上司や先輩の問題として、新人に対してどう接していいのかが分からないということもあります。

上司であれば何度も新人に教育している場合がほとんどですが、先輩であれば役職もなく、後輩を持つのが初めてということも珍しくないはずです。

先輩の視点では、以下の状況が考えられます。

  • 新しい事を任されるようになった重圧
  • 並行して新人教育をしなければいけない業務過多

忙しくて教えられないの項目とも重なる部分ですが、新人教育は経験がなければ何をしていいのか分からない、まさに「新人教育の新人」状態です。

もちろん先輩がするべきことは、すでに経験したこと、どうやって仕事を覚えたかといったことを思い出しながら新人に伝えるという簡単にも思えることです。

伝えただけで教えた気になって、”新人には何も伝わっていなかった”なんてこともあるかもしれません

先輩自身にも上司がいて、うまく新人教育を行えていないことを咎められているかもしれませんし、その腹いせとして新人に嫌がらせをするような残念な人もいます。

 

新人世代と上司・先輩世代の意外なギャップ

教えてもらえない 世代 ギャップ

私には、この考えがありませんでしたこれを受け入れられないと始まりません

会社に入社したての新入社員がやれ権利がどうだ、義務がどうだと主張したところで、その会社には今まで築き上げてきたやり方があります。

郷に入っては郷に従えという言葉があるように、自分一人の力では何も変えることはできません。

変えようとして働きかけたところで強い反発が生まれますし、根拠や確かなデータがなければ説得力もないわけです。

あなたに対して反発があるわけではなく、会社に対してあなたが反発しているのですから当然です。

頭でっかちに主張をする前に、まずは実力でねじ伏せることが必要になってくるわけです。

もちろん、いまはそこまでの力がなくてもかまいません。ここから紹介する特徴を押さえて、徐々に力をつけましょう。

こんな新人には仕事を教えたくない

仕事を教えたくない 新人

仕事を教えてもらえない原因は相手側にあるかもしれませんが、教えられる側に原因がないともいえません

仕事を教えてもらえない人には、以下の特徴があります。

  • 教えてもらって当たり前と思っている
  • 先輩・上司のことが嫌い
  • 環境のせいにしている

当てはまるものがないか確認し、もし当てはまるのであれば少しずつ改善を図りましょう。

相手の原因をあなたが改善することはできなくても、自分が変わることで相手の接し方が変わることは必ずあります。

教えてもらって当たり前と思っている

仕事に対して受動的な人と、能動的な人。対照的な二人がいたとして、あなたはどちらの人物に教えたいと思いますか

仕事を教えてもらうのは当たり前だと思っている人に、上司や先輩が働きかけてくれることはまずありえません。

会社側は事業を成長させるために、優秀な人材を育成したいと考えています。

仕事を教えるのにもコストパフォーマンスを求めますから、受動的な人と能動的な人では、圧倒的に能動的な人の方がコスパが良いですよね。

ここで考えるべきは『新人なんだから教えてもらって当たりまえだと思っていませんか?』ということです。

  • 教えてもらう権利がある
  • 教えてもらえないのはおかしい

この主張は、必ずしも正解とは言えないでしょう。

確かに学校であれば先生が優しく教えてくれるかもしれませんし、何を質問しても答えを教えてくれるかも知れません。

しかし仕事をする上で、何でもかんでも聞けば教えてくれるという考えかたは非常に厄介です。

上司の時間を奪う(テイカー)となり、調べればわかることすら教えて欲しがるような新人に向かって、貴重なビジネスに使える時間を会社はあなたに向かって使いません。

せいぜい「あ、今回の新人は厄介そうだな」と思われるのが関の山。新人の仕事は、会社に新しい風を吹かせるために、元気よくがむしゃらに頑張ることです。

何からはじめたら良いのか迷ったら『共有された資料やマニュアルを読み込む』ことが大切です。

実力がある場合は、積み上げられたナレッジを見るだけでも、一定の成果が出せる仕事のビジョンが見えます。

それでもダメなら、具体的に質問を投げかけます。少なくとも、即答できる状態にするため、以下の内容は冒頭に入れましょう。

  • 〇〇について聞きたい(結論)
  • 〇〇があったから(理由)

先輩・上司のことが嫌い

上司は多くを教えずに、「見て学べ」というかもしれません。

  • 昔の仕事の武勇伝を聞かされてあなたはうんざりしていませんか?
  • 昔の考えを引きずる古い上司だと思っていませんか?

こういったことで悩んでいるあなたは、革新的な考えを持っていたり、今の環境をより良くしようと努力しているのかもしれません。

考え方の違う相手は、なかなか好きになれませんよね。

もしあなたが上司のことが嫌いであれば、その気持ちは態度に出していなくても伝わっているかもしれません。

上司や先輩と歳が離れていたり、考え方が違ったり、そういった差異はあまり心地の良いものではありませんよね。

しかし、あなたが感じているギャップは相手も感じています

上司のことを好きになる必要はありませんし、あなたの考えを殺す必要もありません。

もしも上司や先輩を嫌いになってしまったときに大切なことは、上司からムッとするようなことを言われても、にっこりと笑顔で、元気よく反応してあげることです。

本当にたったこれだけのことで相手は満足する確率は高く、腹の中では嫌いなままで過ごせます。

ここに必要なのはほんの少しの譲歩のみです。

環境のせいにしている

  • 会社が悪い
  • 上司が悪い
  • 先輩が悪い

そういう風に感じていませんか?何度も言うようですが、彼らはその場を長い間かけて作り上げてきました

上司のそのまた上司も同じように教えてきたのかもしれませんし、それが長く受け継がれている可能性もあります。

そこで環境のせいにしたところで、異端者扱いされて終わりです。

環境が悪いと思うことは結構ですが、そこで変革を求めるのではなくその気持ちを持ったまま少しだけ従ってみましょう。

郷に入っては郷に従え

異邦人が受け入れられるためには、その地のルールに従うことが一番です。受け入れられた後なら、いくらでもいうことを聞いてくれます。

ここで大切なのは、なぜそのような習慣や環境が生まれたかです。

知ることで、その理由が明らかになり、何を・どのように改善すると良いのか具体的なアクションプランまで提示できれば、古き時代の流れへ新しい風が吹き込み、また違った働き方を求められるはずです。

論より証拠ではありませんが、意外に効果的ですので試してみてください。

仕事を教えてもらうチャンスを逃さないために

仕事 教えてもらう

仕事を教えてもらうチャンスを少しでも逃さないために、以下のメソッドを実行しましょう。

  1. 能動的に動く
  2. 感謝する(ふりをする)
  3. 嫌な風潮を変える
  4. 明らかに異質なら逃げる

能動的に動く

まず、自ら学ぶ姿勢を崩さないようにしましょう。

教えてもらうことが叶わなくても、働き方・ふるまい・学び取ろうとすることで何からも吸収できます。

信頼できる先輩や憧れる人の様子を確認して、何をしているかをよく見てみましょう。

そろそろ慣れてきたから新しい仕事をもらいたい。と感じたときにも、この考え方は役立ちます

どうせ嫌な職場ならチャレンジするべき

ここからは筆者の持論ですが、どうせ嫌な職場で長続きしないと考えているなら、失敗する前提で『チャレンジ』しましょう。

どうせ辞めるんですから、怖くないでしょう?」(言い方が汚くてすみません)

そもそも、失敗しない人はいませんし、そこでチャレンジできる人が「経験」を経て「プロ」になるわけです。

つまり、チャレンジ無くして成長はないものですから、たったその一歩と考え方が新しい働き方につながるのは簡単に想像できます。

ただし、その一歩が意外に難しかったりしますが…。慣れるとチャレンジしかない未来に見えてくるはずです。

感謝する(ふりをする)

もしあなたが上司を嫌いでも、嫌いな上司が無駄に思えるアドバイスをしてきても、「ありがとうございます。」と感謝しましょう。

上司のことが嫌いで嫌いで仕方がないのなら、感謝するふりでも構いません

自分とは違う考えだとしても、一旦飲み込むことで反発する感情を抑えられます。

「ざまぁ」とまではいかないかもしれませんが、実力を見せつけるときが来るまでその感情は取っておきましょう。

ありがとうという言葉は言うだけタダです。しかし、そこから得られる恩恵は非常に多いものです。

教えてもらって、評価される

仕事を教えてもらえないということは、評価されていないということに繋がります。その逆も言えるのです。

能ある鷹は爪を隠す。初めのうちはどんなに馬鹿だと思われたってかまわないのです。

会社も初めから何でもできる人材が来るとは思っていません。

評価基準は仕事のできる、できない、より、仕事を教えやすいか、そうでないかです。

あなたが上司よりも仕事ができたとしても、馬鹿なふりをしてあげましょう。

教えたい人材を演じてあげるだけで自然と評価もついてきます

評価(実力)が高まったところで、あなたの望む変革をスタートさせましょう。

 

明らかに異質なら逃げる

仕事のできるできない以前に、あなたが無事であることが一番大事です。

その職場が明らかに異質であるなら逃げてください。”逃げる”と聞くとなんだか負けたような気がしますが、そんなことはありません。

もし道を歩いていて、恐ろしい宇宙人が突然現れたら逃げますよね?

価値観が合わない。目指す場所が全く違う。そんな相手、職場は正直に言って全く別の生き物なのです。

我慢し続けるよりも、自分が活躍できる場所を求めて一目散に逃げたほうが良いです。

そういった場合は辞めるという選択肢もあるということを忘れないでください。自分で気づくことができたなら、自分で自分を守りましょう。

あなたにあった活躍の場を上手に探すことも、仕事のスキルの一つです。

勝手にブラック企業診断士になっていない?

ブラック企業

議論の行きつく先は日本の教育がどうこうといった話になりそうですが、それよりももっと身近にあることを考えてみましょう。

近年ブラック企業という言葉を耳にする機会、増えていませんか

この”ブラック企業”という言葉は不当な働き方をさせる企業を揶揄した表現ですが、言葉が広まるにつれて意味が拡大解釈されています。

厚生労働省は”ブラック企業”という言葉に関して明確な定義を定めていませんが、特徴として以下の見方をしています。

さて、多少残業が多かっただけでその会社は”ブラック企業”に当てはまるでしょうか。

友人の勤め先よりもあなたの会社の方が残業時間が多いかもしれませんし、その割に給料が安いなんてこともあるかもしれません。

現在勤務中の会社がどうであれ、それはあくまで比較した時に労働環境が他よりも良くないというだけで、”ブラック企業”ではないはずです。

就職前にこのブラック企業を避けようとして知識ばかり膨れ上がった結果、やけに権利を主張してしまうことになるのです。

仕事を教えてもらえない新人の特徴と解決策のまとめ

  • ギャップを受け入れて
  • 能動的に動く
  • 感謝する(ふりをする)
  • 全て自分のせいにしない

仕事を教えてもらえない人の特徴や、教えてもらうチャンスを逃さない方法を紹介しました。

今までとってきた自らのスタンスを、明日からガラッとかえることは難しいと思います。

そういった方は、自分と上司の世代のギャップがあることを頭に入れておくだけでも十分です。

この考えかたさえ持っていれば、今までの怒りも、不甲斐なさもまとめてまるっと飲み込めてしまいます。

たったひとつの考え方をもつだけで、ストレスも軽減できるのでおすすめですよ!

投稿者プロフィール

うさぎが頭にのっている人
うさぎが頭にのっている人編集長
普段はピンクのウサギを頭にのせています。(大嘘)仕事の悩みや転職からフリーになりました。挫折の多い私の人生から、楽になれた方法を発信しています。