• 公開日:2020/04/01(最終更新日:2021/08/10)

目覚ましより一瞬早く目が覚める謎の現象の正体を利用して朝に強くなる

目覚ましより一瞬早く目が覚める謎の現象の正体

目覚まし時計がなり始める一瞬前に目が「パチッ!!!」

次の瞬間ジリリリリリリリ!!!!

みたいな経験はありませんか?

現代では目覚まし時計ではなく、スマホのアラームをセットしている人の方が多いでしょうか?

であれば、アラームの音はピピピピッピピピッですね。

そんなことはどうでもいいのです。

「目覚ましをセットした時間にほぼぴったりに起きることができるなんて中々特殊な能力なんじゃない?アラーム要らないやんけ!」と考えた私。

この現象を意図的に引き起こすことができれば、きっと毎日眠い目をこすりながら出勤することもなくなるぞ!と思い色々調べてみたら、

どうやらこの現象、本来人間に備わっている機能「自己覚醒能力」が原因のようです。

目覚めの悪い朝は嫌ですよね。

目覚ましのアラームってうるさくて嫌じゃないですか。

毎日毎日アラームにうなされて起きるよりも、すっきりと起きたいですよね!

そんな夢のような起きるコツはタイトルの謎の現象の正体にあります。

謎の現象の正体は自己覚醒能力

覚醒といっても、漫画の主人公が「うおぉぉぉ!!!」ってなるアレではありません。

目が覚めるという意味での覚醒です。

どうすればこの能力を使うことができるのか

起きたい時間を意識するだけです。

そんなんで簡単にできるわけがない!

と思いますよね。

でも我々は普段からこの自己覚醒能力を意識せずとも使っていることがあります。

自然と使っている自己覚醒

例えば好きな人とのデート、楽しみにしていた旅行の当日等の何か楽しみがある日。

張り切って目覚ましより早く目が覚めたことはありませんか?

これが自己覚醒です。

朝に楽しみがあると、自然と「何時に起きなきゃ!」と意識します。この意識が強ければ、脳が「〇時に起きる!」と覚えることができます。

謎の現象の正体

タイトルにもあるの謎の現象もこれで納得がいきました。

私は今まで目覚ましとほぼ同時か少し早いくらいに目が覚めることがありました。

基本的に朝の目覚めは良いほうではありませんが、こうして目が覚めたときは何となく得した気分で、すっきり起きられるんですよね。

この現象が起こるのは、いつもと違う時間に起きる時でした。

普段は7時にアラームの不快な音でびっくりさせられているところですが、仕事の予定や友人との約束があるときは

「明日はちょっと早めに630分には起きなくちゃなー。」と考え、夜寝る前に目覚ましをセットして寝ます。

そうするとなぜかアラームより前に起きてあの忌々しい音を聞かなくても済むのです。

普段通りの時間であれば、ただアラームをオンにするだけです。いつもと違う時間に起きるとなると、何時に起きなくてはいけないかを考えてその時間にアラームをセットしますよね。

寝る前にアラームをセットする時点で、私の脳の中ではその時間を強く意識しています。

そうして無意識のうちに自己覚醒能力が発動していたわけです。

簡単なおまじないでできるようになる

冒頭でも述べたように自己覚醒は本来人間に備わっている能力です。

そして簡単に使うことができます。

やり方はこうです。

夜寝る前に起きたい時間を決めます。

その時間の数字の回数枕をポンポンとたたきます。

これだけです。

自己覚醒は脳に暗示をかけることでできるようになります。この方法では枕を叩くという部分が暗示になっていますね。

遅刻したら困るのでまずは予定のない休日で試してみましょう。(そうでない場合は万が一の場合も考えて遅刻しない時間にアラームをかけておきましょう。)

実際に行われた実験があります。

内容は自己覚醒のない大学生11人に自宅で1週間訓練をしてもらうというものです。

目標時刻の30分以内に起きることができた場合を成功とし、一日目から成功した人は6割(11人中7人)。これを続けて7日目には8割(11人中9人)に増えていたそうです。

このように個人差がありますが、訓練で次第にできるようになるのであればやってみようという気にもなります。

私も自己覚醒で目を覚ますようにしていて、今はほとんどアラームに頼っていません。

やっていて分かったのですが、

疲れていたり、夜更かしして睡眠時間が削られたときにはうまくいかないことがあります。

十分な睡眠をとることも大事ですね。

自己覚醒だと眠りが浅くなる

眠りが浅いというと思い浮かべるのは

疲れが取れない
頻繁に目を覚まして落ち着かない
ぐっすり眠れない

というネガティブなイメージですよね。

自己覚醒で起床する場合、朝起きると決めた時間の30分ほど前に副腎皮質ホルモンの一つであるコルチゾールが分泌し始めます。

このコルチゾールに強い覚醒作用があるため起床時間にむかって、眠りはだんだん浅くなっていきます。

浅い眠りのすべてが悪ではありません。

深い睡眠も大事ですが、浅い睡眠はすっきりとした目覚めに一役買っています。

深い睡眠から目を覚ますと、脳が「まだ寝ていたいよ」状態になります。

睡眠慣性といって、目が覚めているのに脳はぼんやりと(自分で気づかなくても)している状態です。

目覚めの前にコルチゾールの作用で浅い睡眠になっていると自然とこの睡眠慣性を避けることに繋がります。

まさにいいことづくめ!

気になった方は実践してみましょう。

すっきり目覚める自己覚醒のすすめ!

まとめ
  • 謎の現象は自己覚醒能力
  • 本来人間が持っている能力
  • 練習で使えるようになる
  • 浅い眠りですっきりと目覚める

私も朝は強いほうではなかったのですが、この方法を意識するだけで違いが出ました。

すっきり起きれる上に、日中の眠気も少ない、本当におすすめです。

朝起きれないことは辛い事です。誰が悪いわけでもないですからね。

少しでも多くの方に知っていただいて、楽に起きれるようになってもらえたら幸いです。

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