夢でも仕事をして疲れる?3Rを意識して取り入れましょう!
- 家でやっと休めると思ったら夢でも仕事でうんざりする。
- 休日にゆっくりと休んでも夢を見て疲れが取れない。
特に新しい環境に身を置いていたり、仕事が忙しくなってきたとき、こんな経験をしてしまうかもしれません。
仕事の夢ばかり見ると疲れますよね。
これは私の経験ですが、
仕事が忙しくなる時期、残業で遅く帰ってきてぐったりで眠ると、
何故か夢の中で出勤して、また仕事をしているのです。
仕事の途中でハッと目が覚めて、時計を見ると朝。また出勤しなければなりません。
職場で仕事。夢でも仕事。こうなればもうずっと会社にいるようなものです。
夢で働いた分も給料が出ればいいのですが、そうはいきませんよね。こうなればもう自分で勝手に給料が出ないブラック企業に勤めているのと同じです。
初めのうちは「まあそんなこともあるか」くらいにとらえていたのですが、疲れている時にこれが続くと耐えられません。
私は早めに気づいて改善したのでよかったのですが、
こうした異常を放っておくと体調を崩していき、いずれ取り返しのつかないことになります。
不安を感じるかもしれませんが、対処法を知っているだけで楽になります。
仕事の夢ばかり見るのはどんな状態?
ストレスが抜けない、常に気を張った状態に
休みの日も夢でも仕事のことを考えている。
この状況はあまりよくありません。(昔だったら、大したものだ!と褒められそうな気もしますが。)
環境の変化や仕事のプレッシャーなどで常にストレスを感じていて、休もうと思ってもうまく休めない状態になっています。
この状態、最近では「過緊張」という言葉で表現されていたりもしますね。
もう少し短くまとめると、過緊張とは、「ストレスによる自律神経の乱れ(から起こる体の不調)」です。
この症状、新生活の疲れや新しい環境に疲れているだけだと勘違いしがちです。
特に一人暮らしを始めたばかりだと家で自分を気にかけてくれる人がいない場合は、自分自身で気づく必要があります。
やることも多くて忙しいから当たり前だと思っていると、気づかないうちに症状が重くなるかもしれません。
もしかして過緊張になっていませんか?
慢性的なストレスによって常に気が張った状態に
常にストレスを感じている状態が続くと、
- 寝つきが悪い
- 家でもリラックスできない
- 寝ても疲れが取れない
といった症状がでてくることがあります。
その症状は自律神経の乱れから起こるものです。自律神経は体の様々な臓器を管理している大切な神経です。
この自律神経乱れを放置しているとうつ病や自律神経失調症等に発展することもあります。
そして自律神経はストレスを受け続けたり、うまく解消できないことによってバランスを失います。
そういった状態を最近では過緊張と呼んだりします。
過緊張はどんな症状?
- 睡眠不足
- 肩こり頭痛
- 疲労感
過緊張になりやすい人はこんな人
- 性格は真面目な方だ
- 残業が多い
- 最近寝つきが悪い
- ネガティブな方だ
- 寝ても疲れが取れない
多くあてはまる人は過緊張の状態になっているかもしれません。少し当てはまるけど、現在これといった不調を感じていない場合も、ストレスを溜め込むようなことがあると症状が出るかもしれません。
一見「うーん、少しだるいかなー?」くらいの不調のため、休暇など取らずに頑張ってしまう。そして気づかないうちに悪化する。ということも考えられます。
体のだるさや寝つきの悪さ。気分のふさぎ込みは気づいたときに意識的に対処して、健康を保ちましょう。
仕事のストレスには3Rの対処方法がおすすめ!
健康を守るためにはやはり原因であるストレスを解消することが必要になります。
ストレス解消方法は人それぞれですが、より上手にストレスと向き合うために便利なストレス解消の3Rをお伝えしたいと思います。
ストレス解消の3つのR
Rest
Rest(レスト)は心と体の休息を意味しています。
会社で働いていると心も体も疲弊していきます。家でゆっくりと休む、たまにはゴロゴロしてみるといった休息の仕方もあります。睡眠もRest(レスト)のうちの一つです。既に過緊張の状態だと感じた時は、会社にいる時も意識的に休憩時間を作って少し休むようにしましょう。
Relaxation
Relaxation(リラクゼーション)は、リラックスすることです。
マッサージや温泉につかってゆっくりとリラックスする機会もストレスの解消には大事ですね。
Recreation
Recreation(レクリエーション)は娯楽や趣味を楽しむことです。
好きなスポーツをして体を動かしたり、旅行に行ってみたり。
体力は消費するかもしれませんが、その分精神的なストレスの解消効果が大きいです。
3Rを効果的に使うには
3つのRをうまく使うためには、自分に今必要なものはどれかを考えて、正しく使う必要があります。
ストレス解消のつもりが…
例えば、夜寝付けない悩みがあるのに、Rest(レスト)に当たる睡眠を選ぶとどうなるでしょうか。
日中ゆったりと過ごしてストレス解消になるのはいいのですが、昼寝をしようと思っても思うように寝れ無くなったり、昼寝をしたことによってかえって夜に眠れなくなったりします。
注意しなければならないことは3Rの中から自分の状況にあったものを選ばなければならないということです。
上の画像でも説明していますが、Rest→Relaxation→Recreationの順でストレス解消効果は高くなります。一方で行うハードルも高くなります。
家でゆっくりするのは簡単ですが、旅行するのであれば準備もしなくてはなりません。
今必要なのは、体の休息なのかそれとも心の休息なのか。自分の状態にしっかりと耳を傾けて3Rを活用していきましょう。
仕事の夢ばかり見て疲れるなら3Rを意識して取り入れるのが吉!
社会人にはストレスが常に付きまといます。
ストレスから体調を崩すことは少なくありません。そしてストレスの体調不良は自分でも気づきにくいです。
仕事がうまくいかなかったり、怒られたり、そんなことで落ち込んでいて自分は甘えている。そんな風に思わないでください。
ストレスを抱え込むと悪い方向にどんどん向かっていきます。甘えとか弱いとか、そういった思考はいったん止めて、「最近体調を崩しがちだな。」「寝れていない気がするな。」等と感じた場合には自分の身体を気にかけてストレス解消を考えてみましょう。
万全の状態が整えて、そこから頑張ってみるのもありじゃないですか?
通勤を徒歩にしてみる。休みの日に少し散歩してみる。旅行に行ってみる。
日々の生活、少しの変化でストレスを解消できることは多いです。本当に重大な病気になってしまう前に3Rを心掛けてみてもいいかもしれませんね。