夢でも仕事をして疲れる?3Rを意識して最高の人生を再スタートさせて毎日を豊かに
- 家でやっと休めると思ったら夢でも仕事でうんざりする。
- 休日にゆっくりと休んでも夢を見て疲れが取れない。
新しい環境に身を置いていたり、仕事が忙しくなったりすると、夢でも仕事をしてしまって疲れるかもしれません。
これは私の経験ですが、仕事が忙しくなる時期、残業で遅く帰ってきてぐったりで眠ると、何故か夢の中で出勤して、また仕事をしているのです。
仕事の途中でハッと目が覚めて、時計を見ると朝。また出勤しなければなりません。
「職場で仕事。夢でも仕事。」
こうなればもうずっと会社にいるようなものです。
夢で働いた分も給料が出ればよいのですが、そうはいきませんよね。こうなれば、もう自分で勝手に給料が出ないブラック企業に勤めているのと同じです。
初めのうちは「まあそんなこともあるか」くらいにとらえていたのですが、疲れている時にこれが続くと耐えられません。
私は早めに気づいて改善したのでよかったのですが、こうした異常を放っておくと体調を崩していき、いずれ取り返しのつかないことになります。
不安を感じるかもしれませんが、対処法を知っているだけで楽になります。
目次
そもそも仕事の夢ばかり見るのはなぜ?
仕事の夢ばかり見る理由は諸説ありますが、「仕事の出来事や情報、そこで得た経験や感情」が処理しきれず、夢となって現れている可能性があります。
人間は、「起きているときの出来事や知り得た情報」などを、夢によって整理しているという考え方が一般的です。
本来は、仕事以外のことも経験しているはずなので、仕事の夢ばかり見るといった状況にはなりません。
しかし、寝ている間に整理しなければならないほど『仕事に疲れている』、またはそれだけ『仕事で緊張している』などによって、強く記憶に残ったことで夢につながっている可能性があります。
じつは、この仕事の夢ばかり見るのは、あまり良いと言える状態ではありません。
仕事の夢ばかり見るのはどんな状態?
「休みの日も夢でも仕事のことを考えている。」
昔だったら、「大したものだ!」「働き者の証拠だ!」と褒められそうな気もします。
しかし実際は、環境の変化や仕事のプレッシャーなどで常にストレスを感じていて、休もうと思ってもうまく休めない状態になっている可能性が高いです。
この状態は、「過緊張」という言葉で表現されることもあります。
過緊張とは、「ストレスによる自律神経の乱れ(から起こる体の不調)」で、新生活の疲れや新しい環境に疲れているだけだと勘違いしやすいものです。
特に一人暮らしを始めたばかりだと家で自分を気にかけてくれる人がいない場合は、自分自身で気づく必要があります。
やることも多くて忙しいから当たり前だと思っていると、気づかないうちに症状が重くなるかもしれません。
もしかして夢でも仕事でうなされていませんか?
慢性的なストレスによって常に気が張った状態が続くと、過緊張となり以下の症状が出てしまうことがあります。
- うなされる
- 寝つきが悪い
- 家でもリラックスできない
- 寝ても疲れが取れない
- 起きてしまう(中途覚醒)
こうした症状は、自律神経の乱れから起こるものと考えられており、交感神経が優位な状態です。
寝るときまで過緊張の状態だと、放置した結果、うつ病や自律神経失調症等に発展することもあります。
過緊張になりやすい人はこんな人
- 性格は真面目な方だ
- 残業が多い
- 最近寝つきが悪い
- ネガティブな方だ
- 寝ても疲れが取れない
多くあてはまる人は、過緊張の状態になっているかもしれません。
少し当てはまるけど、現在これといった不調を感じていない場合も、ストレスを溜め込むようなことがあると症状が出るかもしれません。
一見「うーん、少しだるいかなー?」くらいの不調のため、休暇など取らずに頑張ってしまう。
そして気づかないうちに悪化する。ということも考えられます。
体のだるさや寝つきの悪さ、気分のふさぎ込みは気づいたときに意識的に対処して、健康を保ちましょう。
仕事の夢を見ないためには3Rを意識する方法がおすすめ!
夢でも仕事をしてしまう場合は、以下の3Rを意識して上手にストレスを減らし、仕事の夢を見る状態を改善しましょう。
- Rest(レスト)
- Relaxation(リラクゼーション)
- Recreation(レクリエーション)
いずれも簡単な方法で、当たり前のことに感じるはずです。
しかし、ここで大切なのは『意識して実行する』こと。「いつもやっている」ではなく、「今日は〇〇をしよう」と決めます。
仕事のことを「後回し」にして、今を楽しむ形で取り組んでみてくださいね。
Rest(レスト)
Rest(レスト)は、心と体の休息を意味しています。
夢と現実のどちらも、会社で働いていると心も体も疲弊していきます。
そこで、すぐに取り入れられるのが以下のRestです。
- 家でゆっくりと休む
- 何もしないでゴロゴロしてみる
- 仕事のことを考えない日を作る など
睡眠もRest(レスト)のうちの一つです。
既に過緊張の状態だと感じた時は、会社にいる時も意識的に休憩時間を作って少し休むようにしましょう。
Relaxation(リラクゼーション)
Relaxation(リラクゼーション)は、リラックスすることです。
例えば、以下のようなものは取り入れやすくておすすめです。
- 手短にストレッチする
- マッサージを受ける
- 温泉につかってゆっくりする
- ウォーキングする
- 整体に通う など
お金がかかることをしなくても、リラックスできることは何でも取り組みましょう。
アロマといった香りを楽しむのも良いですし、足湯に出かけるのも良いです。
リラックスする機会も、ストレスの解消には大切ですね。
Recreation(レクリエーション)
Recreation(レクリエーション)は、娯楽や趣味を楽しむことです。
例えば、以下のようなものがあります。
- ネットカフェでゆったり過ごす
- ゲームだけして一日を過ごす
- カフェに出かけてみる など
他にも、好きなスポーツをして体を動かしたり、旅行に行ってみたりするのも良いですね。
体力は消費するかもしれませんが、その分だけ精神的なストレスの解消効果が大きいです。
「本当に効果があるの?」と思った人は、次項の3Rの選び方を意識しましょう。
寝たきがしないときこそ3Rを効果的に使おう
夢でも仕事をしてしまって、寝た気がしないときこそ、3Rを効果的に使いましょう。
自分にいま必要なものはどれかを考えて、正しく使うとストレスを解消できる効果が高まるためです。
例えば、夜寝付けない悩みがあるのに、Rest(レスト)に当たる睡眠を選ぶとどうなるでしょうか。
日中ゆったりと過ごしてストレス解消になるのはいいのですが、昼寝をしようと思っても思うように寝れ無くなったり、昼寝をしたことによってかえって夜に眠れなくなったりします。
注意しなければならないことは、3Rの中から自分の状況にあったものを選ばなければならないということです。
上の画像にもありますが、Rest→Relaxation→Recreationの順でストレス解消効果は高くなります。
一方で、実行までのハードルも高くなりますから、溜まったストレスの量に合わせると選びやすくなります。
今必要なのは、体の休息なのかそれとも心の休息なのか。自分の状態にしっかりと耳を傾けて3Rを活用しましょう。
補足:毎日の生活習慣から”できるビジネスパーソンへ”
3Rの活用は効果的ですが、それだけでは仕事の夢ばかり見る状態が改善しないこともあります。
そこでおすすめしたいのが、毎日の生活習慣から徐々に変えていくことです。
ストレスが徐々に解消できた頃を見計らって、次は仕事との向き合い方を考えるプロセスへ移りましょう。
例えば、以下の環境を見直して生活の質を高めると、脳や身体を効率よく使えるようになり、生産性を向上できます。
- 決めた時間に起きる
- 早朝に運動の習慣を取り入れる
- 昼寝を取り入れる
- 仕事以外のプライベートを充実させる
- デジタル機器から離れる など
無理に早起きをしなくても、決めた時間で起きると毎日のリズムを整えられます。
早朝に運動習慣を取り入れると、日中の集中力が高まりますし、昼寝によるリセットも試しやすくなります。
そして、仕事以外のプライベートを充実させて、ストレスの発散をするのもありです。
副業が当たり前の時代ですから、嫌な本業から抜け出すために新たなスキルを獲得してみるのも良いですね。
デジタル機器から離れる日(デジタルデトックス)を作って、非日常を味わうのも私からおすすめしたいです。
毎日の生活習慣を整えるだけで、家と職場の往復以外に生活へ彩りを追加できます。
夢でも仕事で疲れるなら3Rを意識して取り入れるのが吉!
- 仕事の夢ばかり見るなら過緊張を疑う
- 過緊張かもしれないと思ったらストレス解消する
- ストレス解消は3Rがおすすめ
社会人にはストレスが常に付きまといます。
ストレスから体調を崩すことは少なくありませんし、自分でも気づきにくいものです。
仕事がうまくいかなかったり、怒られたり、そんなことで落ち込んでいて自分は甘えている。そんな風に思わないでください。
ストレスを抱え込むと悪い方向にどんどん向かっていきます。
甘えとか弱いとか、そういった思考はいったん止めて、「最近体調を崩しがちだな。」「寝れていない気がするな。」等と感じた場合には自分の身体を気にかけてストレス解消を考えてみましょう。
『万全の状態が整えて、そこから頑張ってみるのもありじゃないですか?』
『通勤を徒歩にしてみる。休みの日に少し散歩してみる。旅行に行ってみる。』
日々の生活、少しの変化でストレスを解消できることは多いです。
本当に重大な病気になってしまう前に3Rを心掛けてみてもいいかもしれませんね。
投稿者プロフィール

最新の投稿
テレワーク2022.02.11テレワークでのサボりがバレた!対処法やサボらないための工夫は?
テレワーク2022.02.04テレワークでうつが増加しているのはなぜ?原因や症状を知って予防しよう!
テレワーク2021.10.14【行動編】テレワークを楽しむ方法!繰り返しの毎日に終止符を打とう
仕事の悩み2020.04.07仕事でこんな質問の仕方は嫌われる!丸投げをやめて生産性を高めるコツとは?