• 公開日:2019/09/13(最終更新日:2021/08/10)

嫌いな上司・自分と合わない人と仕事をするために知っておきたいこと


仕事の方針がコロコロ変わる。自分でやれと言ったことを覚えていない。

すぐ怒る。嫌味を言ってくる。

周りから見てもおかしい状況なんてざらにある。自分は間違っていないのに、相手の立場が上だからどうにもならない。

嫌いな上司と一緒に仕事をしていると、嫌なことが山ほど出てきて数え切れません。

上司との関係のせいで仕事に支障がでる。悪いのは確実に相手側なのに、なぜあなたが被害を受けなければならないのでしょうか?

あなたが上司に付き合って嫌な思いをする必要はもうありません。

嫌な上司と一緒に仕事をしなければいけない状況は辛いものですが、向き合い方を知っているだけで驚くほど楽になります。

私の経験談になりますが、入社してからずーーーーっとそりが合わないと思っていた(今思えば何様だよと思いますが)嫌いな上司がいました。その上司との関係は、私がこのことを理解し、意識を変えることによって円滑なものになりました。

嫌いな上司と仕事をしなければいけない人にためになる内容になっているかと思います。

嫌いな上司と仕事をする上で知ってきたいこと

愚痴は言わない

愚痴を言うということは、”あなたの貴重な時間を割いている”ということです。怒ったり、悲しんだりすると疲れますよね。そのエネルギーでさえも嫌いな相手に使ってあげる必要はないのです。

反発しない

ムッとしてしまうようなことを言われたとしても、

たとえプライドを傷つけられたとしても、食って掛かってもあまりいいことは起きません。

上司が何か言ってきたときに正論をぶつけてあげれば、顔を真っ赤にして怒り出す様は簡単に想像つきますね。

相手を怒らせてしまうから、行わないほうがいい。それもありますが、一番は自分のためです。

なぜ嫌いな上司と関わる時にこれが大事?

嫌いな上司と仕事をしなければいけないときはストレスが溜まります。

そのストレスを自分の成長に役立てるために必要なことが、上記の2点なのです。

これを知っていると、

  • 時間を無駄にしない
  • 自分の心の平穏を保つことができる

といった効果があります。

自分の時間を無駄にすることがなければ、時間を有意義に使えます。

理不尽な上司のために、怒りや悲しみの感情に左右され続けることは嫌ですよね。

 

そういった感情も自分自身でコントロールするために、知っておくことが大切なのです。

 

意識するためにどうすればいい?

大切だということはわかっても、実行できなければ意味がありません。

実行に移すことができるように、もう少し詳しく解説します。

愚痴を言わない

 

嫌なことを言われたり、対応に不満があると愚痴っぽくなってしまいませんか?

気の許せる仲間の間での飲み会では上司の愚痴祭りなんてこともありますよね。面白おかしく話すための話のネタならいいのです。日常の癖になってしまうとまずいです。

 

超一流の人は他人の悪口・愚痴を言わないという話をご存知でしょうか。

たとえあなたが一流になりたいと思っていなくても、愚痴は言わないほうがいいです。

人の悪口を言うと、悪口を言っている本人のイメージも悪くなります。周りの人間関係も、あなたが悪口を言う人だとわかると同じような人が集まってきます。陰口を言う行為は一人では行えないから、当たり前ですね。当然評価もされにくくなっていきます。

仕事ができるから悪口を言う必要がない。障害が少ないからストレスもたまらない。そう考えることもできるかもしれません。しかし、秘密はここにあります。

超一流の人は悪口を言う前に行動に移しているのです。その環境をうまく使うことができるから仕事ができる人だと認識されているのです。

方針がコロコロ変わる人なら、案を複数用意しておく。怒りっぽい人なら、どこで怒るか頭に入れておいて地雷を踏まないようにする。こういった行動をとることができれば自然と「できる人」になっていきます。そしてこの行動を邪魔するものが、”嫌い”といった感情なのです。

愚痴を言っても問題は解決しません。無言実行できるようにしましょう。

即行動するために今からできる3つのこと

仕事できない人にイライラしなくなる2つの方法

反発しない

間違ったことを言っていても、どんなに自分が正しくても、相手の方が会社での役職は上の場合があります。正しい論理が通らない状況は歯がゆいですね。

ここで相手に歯向かうのではなく、

間違っていると思ったら、許してあげましょう。

 

反発しないということは、言い換えると許す、ということです。

許すことができれば、あなたのプライドも傷つけられません。

自分にできないことがあるのと同じで相手にだってできないことはあるのです。さっきまでと言っていることが違う。余計な仕事をしてしまった。

それでもいいじゃないですか。あなたの命を奪われたわけではありません。イラっとする気持ちを軽ーくいなして、まぁいいか。そう思うことができたなら行動もしやすくなります。

無理に相手を好きになる必要もありません。ただ許すだけです。(人間は不思議なもので、許すことができると自然と嫌悪感はなくなって好きになることができます。)

では、どうやって嫌いな相手を許すのか。

 

実はそんなに難しいことではありません。

相手を許す心を持っている。そう自分に言い聞かせて自覚しましょう。

 

自分は他人を許すことができる。このイメージを持つことが大切です。それさえできたならあとは簡単なことです。できるとわかっていることを実行するのは容易いことですよね?

意識して生活してみましょう。思った以上に効果があります。そして、今までイライラしていたことは何だったのかと、あっけなく思えてしまうかもしれません。

あなたの嫌いな上司も誰かに愛された人です。そう考えると許せてきませんか?

不満ばかり言う人の特徴と対処法

嫌いな上司・自分と合わない上司と仕事をするために知っておきたいこと

嫌いな上司・自分と合わない上司と仕事をするために知っておきたいことのまとめです。

  • 上司の愚痴は”もったいない”
  • 嫌いな相手も人間です
  • 許してあげましょう

これらを常に頭の片隅に意識しておくだけで、心のもやもやが晴れるかもしれません。嫌いだからと距離を取るよりも、同じ仕事をしている仲間だと考え、協力した方がいい仕事もできます。

ストレスの元は壁や障害として考えるより、利用してしまった方がいいです。そうしているうちに自然とストレスも消えていきます。

もしかしたら、あなたが超絶嫌いな上司とも仲良くなってしまうかもしれませんね。

転職に失敗したい人は見ないでください