仕事でこんな質問の仕方は嫌われる!絶対にしてはいけません!
仕事をしていく上で質問をする機会はありますか?
「そんな機会全くない!」という人はいないのではないでしょうか。
業務を円滑に進めるためには分からないことは理解しなければいけません。仕事を理解するためには会社で経験を持っている先輩・上司に質問をすることがとっっっても重要です。
質問を上手にする人はどんどん伸びます。逆に質問が下手で質問をしても何故か怒られるという人は、質問すること自体が嫌になって学び取ることが少なくなります。
結果、上手に質問をできる人に比べて覚える速度も成長もゆっくりになっていきます。
質問が下手だと職場の人間に嫌がられ、自分も質問をするのが嫌。そんな状態になるかもしれません。
そんな経験がある方は、自分で気づかないうちに嫌われる質問をしているかもしれません。
仕事の質問でこんな聞き方はNG
仕事の質問で嫌われるものはどんなものでしょう。考えたことはありますか?
ずばり、嫌われる質問とは頭を使ってない質問です。
頭を使ってない質問は、考えることをしないで相手に答えを聞く、丸投げの質問です。
例えばこんな感じの質問。
- 「○○が分からないので教えてください。」
- 「どうすればいいですか?」
こういった質問を繰り返していれば確実に嫌われます。
質問は相手の時間を奪う行為
これを理解できていない人は、自然と嫌われるような質問を繰り返してしまうかもしれません。
質問は相手の時間を奪う行為です。
質問された相手は、一旦思考を止めて、それから質問の内容を考えて、質問者に対して答えを与え(たり、与えなかったりし)ます。
仕事中は考えることがいろいろありますよね。集中して取り組みたいときもあります。
どんなに的を射た良い質問でも、集中している時に流れを遮られるとイラっとしてしまうことはあります。いい質問でも、です。
業務を進めるために必要なことであれば、タイミングが悪かったとしても先輩・上司はしぶしぶ答えてくれるかもしれません。
丸投げの質問であった場合はどうでしょうか。内容が丸投げの質問であれば余計に腹が立つでしょう。
正解を聞くような丸投げの質問をされた相手はきっとこう感じているはずです。
なぜ自分で考えられないのか。なぜ調べられないのか。
丸投げの質問では、質問者がどこまで理解しているかも不明確です。
初めから終わりまですべてを説明しなければならないと感じます。そして、そんなことは調べれば分かる。質問する必要もない事だと。
丸投げの質問は、必要ない事で時間を奪っています。
それを繰り返せば、嫌われないわけがありません。
嫌われる以上のデメリット
頭を使わずに正解ばかり求めるような丸投げの質問をする人は、指示待ち人間になっていきます。
仕事は仕事でも、初めのうちは練習のような簡単なものばかりのはずです。(よほどおかしな会社でなければ)
簡単な仕事というのは自分で調べたり、やり方を確認すればだれでもできる仕事です。
そんな仕事もできないの?となってしまったら、お荷物にしかならないですよね。
正解を知れば仕事の効率は良い
そもそも仕事なんてものは、内容を深く理解している人がやればそれで済むことです。業務を何度もこなしている先輩や上司がササっと済ませてしまう。そのほうが断然早く、クオリティも高くなります。
じゃあやっぱり聞いた方が早いじゃん。と思えるかもしれません。
正解を聞いた方が早いです。これは事実です。
そもそも新人が分からないような仕事は、先輩・上司が自分で済ませてしまったほうが早いですし、トラブルも起こりません。聞かれた質問なんて答えずに、知っている先輩や上司がやった方が効率がいいです。
仮に聞かれた質問に答えたとしても、先輩・上司からすれば問題はありません。多少スピードが劣るコピーロボットのように使えます。
しかし、こうして生まれたコピーロボットは与えられた仕事をすることはできても、問題点に気づいたり、自分から仕事を見つけることはできません。つまり指示待ち人間です。
正直言ってしまえば、毎回指示されないとできないような人間は会社に必要ありません。
正解を聞いてしまうことは、一見効率がいいように思えますが、長期的に見れば全くの無意味。指示待ち人間まっしぐらです。
こんなことを言うと余計に質問することが怖くなるかもしれません。でも対処法はあります。
嫌われる質問をしないで、良い質問をできるようすればいいです。
意識して変えていきましょう。考える癖を付けましょう。
良い質問をするためには
考える癖をつける
仕事で分からないことが出てきたら質問する前に自分で考える癖を付けましょう。想像力を働かせてください。
考えても解決しないことがほとんどかと思います。仕事の経験も知識も少なければ当たり前です。
解決しないなら、調べます。辞典でもネットでも、何でも使って調べましょう。
そして調べる
今はネットの情報が豊富です。調べればわかることの方が多いです。同じことで悩んだ先駆者がきっと情報を残しています。
それでも分からないことが出てくるかと思います。
仕事について調べても分からないことなら、やっと質問の出番です。ここまでくれば、質問すべきことも明確になっているはずです。
- 検索したけど解決しなかったこと
- 調べたけど、情報が正しいか判断できないこと
こういったことを質問するのであれば、相手も答える内容が明確で、自分も知りたいことが明確なわかり良い質問になるはずです。
また、インターネットで調べると情報は多いですが、その正しさを判断できないこともあるかと思います。
より専門的なことであれば先輩や上司に質問して解決しましょう。
仕事の質問で嫌われないために
嫌われるような質問の仕方をしている人は、質問をして「早く、効率的に仕事を進めてしまった方がいい。」という考えから同じことを繰り返します。
私の個人的な意見ですが、こういった質問をする人は学生時代に優秀な成績をとっていた人が多い印象を受けます。
学生時代であれば学校の先生に聞けばなんでも答えてくれます。それを教えることが先生の仕事です。
勉強には正解があります。テストの問題も明確な答えがあります。
でも仕事はそうではないですよね。
先輩や上司は、新入社員に仕事を教える必要があります。新人育成も業務の一環ではありますが、仕事の正解を教えることは育成でもなんでもないです。
もしも学生の頃、先生にいっぱい質問して、テストでいい点数を取ることを最優先に考えていた人は、こうした考え方を少し変え、受け入れるというところから始めてみましょう。